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部品の機能[CreoEP]

最終更新日 2015.07.15

モデリングの準備

機能が多いので、始める前までに、いろいろなメニュー選択が必要になります。 部品の作成作成をはじめるための共通手順です。
ここでは、部品を新規作成して、ワーキングディレクトリを指定します。

部品のツールバー

部品をソリッドで新規作成した際に表示されるツールバーの内容です。

スケッチの作成

立体の元になる2元形状を作成するスケッチャーを起動します。

CreoElement/Pro(Pro/E)では、立体は、線、あるいは、面から作成します。

立体の元になる、線、あるいは、面は、データム平面上、あるいは、立体の面上に、スケッチャーで、スケッチ(プロファイル)として作成します。

データム要素の作成

データム平面 データム軸 データム曲線 データム点 データム座標系 解析フューチャー スケッチ

3次元空間は、自由度が高いのでその中で、自由にモデリングすることは困難です。そこでデータム要素と呼ばれる要素を設定し、それを基準に形状を作成していくことになります。

xy平面(Front、Back)、yz平面(Right、Left)、xz平面(Top、Bottom)、x軸、y軸、z軸、と座標軸があらかじめデータム要素として設定されています。

アノテーション要素の作成

アノテーション・フューチャー データム位置アノテーション・フューチャー データム位置アノテーション・フューチャー
注釈を追加します。

立体を作成する

3D-CADで立体を作成する方法は、スケッチ(プロファイル)として作成した平面を、移動させてその軌跡で立体を作成します。

スケッチ(プロファイル)に対して垂直に直線移動させて、立体を作成することを、「押し出し(Extude)」、「厚み付け」、 曲線に沿って移動させたり、大きさを変化させて移動させることを「スイープ」、軸を中心に回転させた軌跡で立体を作成することを「回転」と表します。

立体を作成する方法は、これだけしかありません。

押し出し(Extude)

押し出し
スケッチを押し出して立体を作成、あるいは、削除することができます。スケッチは、既存のものを指定するだけでなく、内部で、配置タブ内からスケッチャーを起動し作成することができます。他のソフトで、「ポケット」と呼ばれる形状を削除する押し出しもこの機能で実現します。

回転(Revolve)

回転
スケッチを、指定した軸を回転させ立体を作成、あるいは、削除することができます。スケッチは、既存のものを指定するだけでなく、配置タブ内からスケッチャーを起動し作成することができます。

スイープ(Sweep)

スケッチをパスに沿って押し出し、立体を作成することができます。スケッチは、既存のものを指定するだけでなく、配置タブ内からスケッチャーを起動し作成することができます。

平面を作成する

平面を作成する機能です。

スケッチしたり、直線を押し出したり、回転させたりして作成した平面を、扱う機能です。曲面で形状を作成し、厚みをつけたり、立体を切り取ったりして、特徴的な曲面をもつ立体を作成します。

境界ブレンド(Boundary Blend)

境界ブレンド
1 方向または 2 方向の境界を選択してキルトを作成します。

スタイル

スタイル
メニューバーに「スタイル」(Styling) メニューが表示され、フリー形状カーブおよびサーフェスを作成するためのモードに切り替わります。

既存の立体に形状を追加あるいは削除する機能

[穴](Hole)

穴は、それだけで使う事はあまりありません。1つの穴を、ミラーで複写したり、パターン配置して使う事が多いです。 また、大きさや位置の変更が、頻繁に発生することが予想されます。そのため、穴の作成は、後でどう使うか、どのような変更があり得るか、考えて作成する必要があります。面取り、座ぐりやめねじなどの指定ができます。

シェル化(薄肉化)

[シェル](Shell)
[シェル](Shell)化します。
[シェル](Shell)

軌道リブ

軌道リブ
ベースおよびシェルまたはその他のポケットサーフェス間の中空領域を含むプラスチック部品を強化するために最もよく使用されます。

[ドラフト](Draft)

[ドラフト](Draft)
側面に抜き勾配をつけます。テーパー、勾配とも呼ばれます。
[ドラフト](Draft)

面取り(chamfer)

面取り(Chamfer)

ラウンド(フィレット)(Round)

[ラウンド](Round)
他の製品では、フィレットと表記されていますが、この製品では、ラウンドと表記されます。 フィレットは、スケッチにスケッチ形状として書き込むより、立体に対して行ったほうが、修正が楽になります。

フルラウンド(3接フィレット)

完成

複数のコーナーに異なる条件のラウンド(Round)を設定する

条件の異なるラウンド(Round)をまとめて設定できます。

参考サイト

形状を複写する機能

ミラー(Mirror)

ミラー

対称面を指定して複写します。
 ミラー複写ミラー

パターン配置

同じ形状を並べて配置します。

フューチャーオペレーション

ミラーや、パターン配置でコピーできない形状は、フューチャーオペレーション(Feature Operations)で、コピーできる場合が多いです。

穴フューチャーをコピーします。

穴とラウンドの2つフューチャーをコピーします。

アノテーション(コメント)を記入する

寸法のリレーションを設定する

表示を制御する

素材指定する

簡易ねじ(コスメティックねじ)を作成します

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