作成日 2015.04.04
最終更新日 2015.04.04
概要
CreoElement/Pro(Pro/E)で、3D-CAD利用技術者試験に出題される、cgs系の3D-CADの機能であるブーリアン演算をどう実現するかを説明します。 そして、ソリッドモデルIと結合し、その体積と重心を求めます。
半径100の円を押し出し、ソリッドモデルIとの積を求め、その体積と重心を求めます。 3D-CAD利用技術者試験サンプル問題、1-⑬、⑭、⑮の操作
操作前の形状(ソリッドモデルI)
目的とする形状(ソリッドモデルK)
形状を作成します
押し出しツールを選択し、配置から、Front平面(xy平面)にスケッチします。
スケッチ参照(References)で、点Wを追加します。「二次元断面」をチェックしてから追加するとスケッチ(Sketch)のスナップに使用できます。
スケッチを確定して、オプションを選択し、両側に60ずつ押し出します。
元の形状と押し出した形状の積が求めたいので、「材料除去」と「方向を反転」をクリックします。ビューの黄色い矢印の方向に注目してください。
ビューを確認して、確定します。
体積と重心を測定します
体積と重心を測定します。 解析→モデル→質量特性を選択し、メガネマークをクリックします。 解凍群より、[4]が正解とわかります。
Personal版で作成しているため、製品版では読込めないと思います。PTCから配布されている (PTC Creo View Express(無償)) を使うとモデル形状は閲覧できます。ただ、モデルデータムは確認できないので、使用したデータム平面、軸、点は見ることができません。