概要
携帯電話のチュートリアルで、ベース構成部品のフロントカバーにレンズ部品を拘束します。
自動的に割り当てられる配置拘束を使用してレンズ部品をアセンブリに追加する方法について説明します。
アセンブリ
レンズ部品を追加します。
「挿入」(Insert) → 「構成部品」(Component) → 「アセンブリ」(Assemble) の順にクリックします。
追加する部品を選択します
ディレクトリで lens.prt を選択し、「開く」(Open) をクリックします。
ベース構成部品の横にレンズが表示されます。
別ウィンドウを開きます
ダッシュボードの左側に表示されている「別のウィンドウ」アイコンをクリックします。部品が別のウィンドウに拡大表示されます。
別ウィンドウが開きます
このウィンドウで、サーフェスを選択することができます。個別のウィンドウでは、すべてのズームおよびパン制御を使用できます。
ただ、この部品のように形状から上下左右が判断できない部品では、あまり意味がありません。
レンズの底面サーフェスを選択します。
この形状であれば、どちらの面を指定しても関係ないと思いますが、最初に配置した向きでアセンブリされるように指定しました。
レンズのウィンドウとメインウィンドウに、自動配置拘束を示す矢印が表示されます。
配置タブをクリックします
ダッシュボードで、「配置」(Placement) パネルをクリックして開きます。
レンズのサーフェスが構成部品参照としてリストされ、アセンブリの参照コレクターが黄色でハイライトされます。
配置するサーフェスを指定します。
レンズを配置するカットアウトのサーフェスを選択します。
「配置」(Placement) パネルにカットアウトがアセンブリ参照としてリストされます。
合致拘束が自動的に指定されない場合、「拘束タイプ」(Constraint Type)
リストで「合致」(Mate) を選択します。配置ステータスは部分拘束です。
参照セットの追加
2つ目の参照セットとして、「配置」(Placement) パネルの「新規拘束」(New Constraint) をクリックします。
「拘束タイプ」(Constraint Type) リストから「挿入」(Insert) を選択します。
ズームインして、レンズの下部エッジサーフェスを構成部品参照として選択します。
前面カバーのカットアウトの底面サーフェスをアセンブリ参照として選択します。
配置できました
レンズがカットアウト領域に挿入され、配置ステータスが完全拘束になります。「OK」をクリックしてアセンブリを保存します。
レンズがはみ出ている
レンズがはみ出ているのは、モデリングの際にレンズの厚みを間違えたのかもしれません。