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テープカッターのモデリング 02 右側の部品[CreoEP]

新規作成日 2015-10-10
最終更新日

概要

CreoElement/Proで、テープカッターのモデリングを行います。YouTubeで、FreeCADを使用した、 テープカッターのモデリング・チュートリアル(外部サイト)を見つけたので、 私も、テープカッターをモデリングしたくなり、行ってみました。

途中、ところどころ、形状が作成できないところがあり、形状を変更したところがあります。

テープカッター

テープカッター完成

3ピース構成です。

参考

3Mのメンディングテープのテープカッター(テープフォルダ)を参考にしました。

※画像は、アマゾンの販売ページにリンクしています。

完成形状

左側

テープカッター右側 テープカッター右側

足の部分、曲面と局面が交わる部分で、エラーが発生するので、面までの押し出しやラウンドの追加で、エラーが発生します。つまり、形状を作成できません。 今回のモデリングでは修正しませんできたが、曲面が交わる部分へ形状を追加するデザインは避けるべきです。

最新の3D-CADでは、問題なくモデリングできるような気がしますが、私の使用しているCADやそのバージョンでは、エラーで、形状が作成できないので、形状を変更しました。 このあたりのエラーが、発生する、しないが、CADの性能差なのでしょう。

自然な形状で、CADで、エラーが発生しない、制作が容易で、不良品が発生しにくい等、いろいろな要素が形状の中に入っているのだと思います。

モデリング

新規作成
部品、ソリッドで新規作成します。
押し出しを選択し、配置から、Front平面にスケッチを作成します。
押し出しを選択し、配置から、Front平面にスケッチを作成します。メニューバーのスケッチから、 [ファイル使用データ](Data from File)→[ファイルシステム](File System)を選択します。
スケッチを読み込みます。
左側の部品を作成した際に保存しておいたスケッチを読み込みます。
スケールを1に指定し、参照の緑の枠をクリックして選択し、基準となる点を選択します 原点にスナップさせ、確定します。
スケールを1に指定し、参照の緑の枠をクリックして選択し、基準となる点を選択します (ここでは、円弧の中心)。そのまま、ドラッグさせ、原点にスナップさせ、確定します。
拘束を追加し修正します。
スケッチが崩れているので、拘束を追加し修正します。
修正が完了しました。
修正が完了しました。
押し出す向きを間違えないように、9.5押し出し、確定します。
押し出す向きを間違えないように、9.5押し出し、確定します。
5で[ラウンド](Round)をかけます。
5で[ラウンド](Round)をかけます。
スケッチ面を選択し、スケッチします。
左側の部品を作成する際、足が、面まで押し出し[Extrude]を使えなかったので、シェルの前に足を作成しておきます。 押し出しツールを選択し、配置から、スケッチ面を選択し、スケッチします。
スケッチします。
スケッチします。
Front平面まで押し出します。 Front平面まで押し出します。
Front平面まで押し出します。
0.8のラウンドをかけます。
0.8のラウンドをかけます。
厚みを1.2で「シェル(Shell)」を実行します。
厚みを1.2で「シェル(Shell)」を実行します。
失敗します
失敗します
モデルツリーから挿入位置を変更します。
モデルツリーから挿入位置を変更します。
シェルを実行します。
除去サーフェスを指定し、シェルを実行します。
シェルが実行できました。
シェルが実行できました。
モデルツリーで、挿入位置を元に戻します。
モデルツリーで、挿入位置を元に戻します。
押し出しを選択し、配置から、スケッチ平面を選択し、スケッチします。
押し出しを選択し、配置から、スケッチ平面を選択し、スケッチします。
材料除去で押し出します。
材料除去で押し出します。
押し出しを選択し、配置から、Front平面を選択し、スケッチします。
押し出しを選択し、配置から、Front平面を選択し、スケッチします。
存在する立体の稜線の形にスケッチする時は、使用を使うと便利です。
存在する立体の稜線の形にスケッチする時は、使用を使うと便利です。
8.3押し出します。(左側の厚み9.5から、シェルの厚み、1.2を引いた値)
8.3押し出します。(左側の厚み9.5から、シェルの厚み、1.2を引いた値)
Front平面から62オフセットした平面を作成します。
Front平面から62オフセットした平面を作成します。
押し出しツールを選択し、配置から、濁世した[データム平面](DatumPlane)にスケッチします。
押し出しツールを選択し、配置から、濁世した[データム平面](DatumPlane)にスケッチします。
材料除去で押し出します。
材料除去で押し出します。
データム平面を作成します。
データム平面を作成します。
押し出しツールを選択し、配置から、作成したデータム平面を選択し、スケッチします。
押し出しツールを選択し、配置から、作成したデータム平面を選択し、スケッチします。
材料除去で押し出します。
材料除去で押し出します。
スケッチします。
スケッチ平面は、作成するリブの上面、Front平面にスケッチします。左側の部品のリブは、 作図(Construction)線で、描いておきます。(2D製図の想像線に相当します) リブの中心線は、あとから作成したデータム平面とスケッチ平面の交線に垂直です。左側の部品のリブに、接線で接するように描きます。
 スケッチを確定して、押し出します。
スケッチを確定して、押し出します。
 スケッチを確定して、押し出します。
スケッチを確定して、押し出します。
スケッチを確定し、押し出します。
スケッチを確定し、押し出します。
もう一方についても、同様に、ピンを伸ばします。
もう一方についても、同様に、ピンを伸ばします。
押し出しツールを選択し、配置から、スケッチ平面を指定します。
押し出しツールを選択し、配置から、スケッチ平面を指定します。
材料除去で押し出します。
材料除去で押し出します。
押し出しツールを選択し、配置から、スケッチ平面を指定します。
押し出しツールを選択し、配置から、スケッチ平面を指定します。
押し出します。
押し出します。
データム平面を作成します。 データム平面を作成します。
データム平面を作成します。
押し出しツールを選択し、配置から、スケッチ平面を指定します。
押し出しツールを選択し、配置から、スケッチ平面を指定します。
押し出します。 押し出します。
押し出します。
パターン化します。 パターン化します。 パターン化します。
パターン化します。
プレビューは、動作しないので、確定させないと形状はわかりません。
プレビューは、動作しないので、確定させないと形状はわかりません。
押し出しツールを選択し、配置から、スケッチ平面を指定します。
押し出しツールを選択し、配置から、スケッチ平面を指定します。
材料除去で押し出します。
材料除去で押し出します。
回転ツールを選択し、配置から、Right平面にスケッチ平面を指定し、スケッチします。
回転ツールを選択し、配置から、Right平面にスケッチ平面を指定し、スケッチします。
新規作成
スケッチを確定します。
完成です。 完成です。
完成です。
モデルデータ

Personal版で作成しているため、製品版では読込めないと思います。PTCから配布されています。 (PTC Creo View Express(無償))を使うとモデル形状は閲覧できます。ただ、モデルデータムは確認できないので、使用したデータム平面、軸、点は見ることができません。

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