記事作成日 2015.07.09
最終更新日 2015.07.09
概要
部品カタログを参考に、CreoElement/Pro(Pro/E)で、シャフト・フォルダ(shaft folder)をモデリングします。
モデリング対象図形
シャフトホルダ L型 スリットタイプ(shaft folder L slit)
Personal版で作成しているため、製品版では読込めないと思います。PTCから配布されている(PTC Creo View Express(無償))を使うとモデル形状は閲覧できます。ただ、モデルデータムは確認できないので、使用したデータム平面、軸、点は見ることができません。
参考サイト
シャフトホルダ -L型(鋳造品) スリットタイプ(外部サイト)
参考書籍
モデリング
部品-ソリッドを新規作成します。
押し出しツールを選択します。
配置タブからスケッチを作成します。スケッチ平面をRightに設定します。
スケッチします。
押し出します。
面を選択して押し出します。
配置から、スケッチします。先程、選択した面をスケッチ平面にします。スケッチします。参照を設定し、円を描きます。
材料除去、貫通で押し出します。
穴ツールを選択します。
穴を配置します。
ミラーで複写します。
穴ツールを選択し、穴を配置します。
穴の径とざくりの形状を指定します。
このような形状になります。穴がスリットまでしか空いていないことを確認してください。
穴を配置します。
パラメータを指定します。全ネジの貫通が選択できなかったので、数値で指定しています。
面取りを追加します。
面取りの長さ指定は、どこを示すが理解しておきましょう。製図テキストは、明記されていないことが多いです。C1は、「45°×1」と「1×1」で同じ形状を示すと考えています。
ラウンドを追加します。
完成です。