記事作成日 2015.07.05
最終更新日 2015.07.05
概要
YouTube動画を参考に、CreoElement/Pro(Pro/E)で、タービンブレード(Turbine blade)をモデリングします。
モデリング対象図形
完成形状
ハンドル(handle)です。パターン配置で形状を回転コピーして作成します。
Personal版で作成しているため、製品版では読込めないと思います。PTCから配布されています。 (PTC Creo View Express(無償))を使うとモデル形状は閲覧できます。ただ、モデルデータムは確認できないので、使用したデータム平面、軸、点は見ることができません。
参考サイト
Turbine blade design in pro e(YouTube)(外部サイト)
モデリング
「部品-ソリッド」で新規作成します
回転ツールを選択します。
配置タブから、Front平面にスケッチします。
スケッチします。まず、中心線を引きます。中心線をまたぐ寸法指定は、寸法ツールを選択し、端点、中心線、端点の順に選択し、
マウスのホイールをクリックします。中心線があらかじめ引いてある必要があります。
曲線は、円弧ではなく、スクライン曲線です。中心線に重なる直線は描いて、図形を閉じておく必要があります。
スケッチを確定すると、何も表示されなくなります。回転軸を指定する必要があります。
スケッチで描いた中心線を選択したいのですが選択できないのでy軸を選択します。
選択するとスケッチを回転して作成された図形が表示されます。図形を確認し、確定します。
※中心線に「ジオメトリ中心線」を使用するとその中心線が回転軸に指定されます。
押し出しツールを選択します。
ダッシュボードの配置タブから辿らなくても、マウスの右ボタンの長押しでコンテキストメニューを表示することで、内部スケッチを作成することができます。
Front平面にスケッチします。
参照を追加します。メニューバーから、「スケッチ」→「参照」と辿らなくても、マウスの右ボタンの長押しでコンテキストメニューを表示することで、参照ダイアログを表示させることができます。
一番上と一番下の線を参照に追加します。
スプライト曲線を引きます。寸法は指定せずにそのまま確定します。
ダッシュボードのスケッチ厚み付けをクリックします。
厚みに4を入力し、確定します。
モデルの向きを変えます。
モデルツリーの押し出し(Extrude)の上でマウスの右ボタンを押し続け、コンテキストメニューを表示させます。メニューから、〔定義を編集」を選択します。
ハンドルをドラッグして押し出し長さを変更します。変更が終了したら、確定します。
パターン化(Pattern)を選択します。
軸を選択します。
モデルビューから、パターン配置の中心に使用する軸(この図ではA_1)を指定します。配置する数を指定して、角度アイコンをクリックし、確定します。
回転ツールを選択します。
配置タブから、Front平面にスケッチします。
参照を追加します。
ジオメトリ中心線を選択します。
ジオメトリ中心線を引きます。スケッチします。寸法は指定せずに確定します。
ジオメトリ中心線が指定してあると、スケッチを閉じると回転の中心が自動的に、ジオメトリ中心線になります。除去アイコンをクリックし、確定します。
完成です。