記事作成日 2015.07.04
最終更新日 2015.07.04
概要
CreoElement/Pro(Pro/E)で、ハンドル(handle)をモデリングします。
モデリング対象図形
完成形状
ハンドル(handle)です。パターン配置で形状を回転コピーして作成します。
Personal版で作成しているため、製品版では読込めないと思います。PTCから配布されています。 (PTC Creo View Express(無償))を使うとモデル形状は閲覧できます。ただ、モデルデータムは確認できないので、使用したデータム平面、軸、点は見ることができません。
参考サイト
PROENGINEER WILDFIRE 4.0 PRACTICA 7(YouTube)(外部サイト)
モデリング
「部品-ソリッド」で新規作成します
押し出しツールを選択し、配置から、Front平面にスケッチします。動画の単位系はインチだと思いますが、操作習得目的なので、ミリのまま、数字だけ同じでモデリングします。描き終えたら確定します。
両側に、1.625押し出します。
回転をクリックし、配置から、スケッチ平面に、Rigth平面を、スケッチ方向の参照にTop平面を指定し、回転方向に上面を指定してスケッチします。
スケッチし、確定します。
軸を指定すると、スケッチが回転した形状が表示されます。形状を確認し、確定します。
押し出しを選択し、配置からTop平面にスケッチします。
楕円を描き、確定します。
深さオプションで、「平面まで」を選択し、回転(Revolve)で作成した円環体の内側の辺を選択します。図では、赤い線が表示されています。
確定します。
押し出した形状を選択し、パターンを選択します。
配置パターンに「軸」を選択し、回転の中心となる軸(図では、「A_1」)を指定します。配置する個数5を指定し、角度アイコンをクリックします。
角度アイコンは、指定した角度内で、均等配置します。
穴ツールを選択します。
穴ツールは、位置の指定の方法が複数存在します。今回は、軸と面を指定します。ここでの注意点は、Ctrlキーを押しながら、軸と面を指定する必要があることです。
ダッシュボードで、穴の大きさと、深さオプションを指定します。穴の大きさは、モデルウィンドウからも指定することができます。
ラウンドを追加します。
内側の接合部にラウンド(Round)を追加します。
セットから、新しいセットを追加します。
外側の接続部にラウンド(Round)を追加します。
ラウンドをパターン配置で、複写しようとしましたが、できませんでした。
そこで、ラウンドの定義(Define)を編集して、残りの部分を、Ctrlを押しながら指定し、ラウンドを追加しました。完成です。