記事作成日 2015.02.06
最終更新日 2015.02.06
ビルド環境
FreeCADのビルド環境の構築 for Windows
Pythonは、インストール済みです。状況
成功しないBildについてのページが増えてきてわかりにくくなってきたので、これまでに分かった操作をまとめておきます。
ビルドフォルダーの中身は削除
ビルドフォルダーの中身は、削除して、1から作成し直します。
Gitのローカルリポジトリをプルして、最新の状態にします。
Gitリポジトリをプルします。
ローカルリポジトリで右クリックして、コンテキストメニューを表示させます。「TortoiseGit」→「プル(ローカルへ反映...)」を選択します。
ローカルリポジトリが作成してなければ、クローンでローカルリポジトリを作成します。
「OK」を押します。
ダイアログボックスが表示されるので、OKを押します。
更新されます
更新が完了したら、「閉じる」を押します。
cMakeを実行します。
使用するソースコードの位置とビルドファイルを出力するフォルダを指定します。
上の「」が使用するソースコードの位置、下の「」がビルドファイルを出力するフォルダになります。
ソースコードの位置はローカルリポジトリを指定します
ソースコードの位置はローカルリポジトリ、つまり一番上のフォルダを指定します。下のsrcフォルダを選択するとcMakeが失敗します。
中段にある「Configure」ボタンを押します。
コンパイラを指定して「Finish」を押します。
使用するコンパイラを選択して、「Finish」を押します。使うのはVC++です。私は、「Visual Studio Community 2013」を使いました。
ビルド環境の構築についてはこちらを参考にしてください。
エラーが発生します
エラーが発生しますので、ダイアログを「OK」を押して閉じます。
FreeCADLibのパスを設定します。
FreeCADLibのパスを設定します。
FreeCADLibesフォルダを指定します。
あらかじめ、ダウンロードして解凍しておいたFreeCADLibesフォルダを指定します。
cMakeでビルドオプションを変更します。
Gいtでプルを実行し、最新のリポジトリにしてから、cMakeを実行します。「Configure」を実行します。
「FREECAD_USE_EXTERNAL_PIVY」のチェックボックスをチェックします。デフォルトでは、チェックは入っていません。
「Generate」を実行します。
中段にある「Generate」ボタンを押します。
しばらく時間がかかります。
「Generating done」
「Generating done」のメッセージが現れたら、cMakeでの作業は完了です。
ビルドします。
ビルドフォルダーを確認します。
「FreeCAD_trunk.sln」をVisual Studioで開きます。VC++が使用可能で、
デスクトップアプリを作成できるバージョンを使う必要があります。
ビルドフォルダー内にFreeCADLibsのbinフォルダをコピーする。
ビルドフォルダー内にFreeCADLibsのbinフォルダをコピーします。
参照設定をします
Visual Studioの右側に表示されているソリューションエクスプローラー内の「ALL_BUILD」を右クリックして
コンテキストメニューを開きます。
プロパティを選択
プロパティを選択します。
ダイアログが表示されます
「ALL_BUILD」プロパティページダイアログが表示されます。左側のVC++ディレクトリを選択します。
右側の「ライブラリディレクトリ」を選択し、右端のレ点アイコンをクリックします。
[編集]をクリックします。
[編集]をクリックします。
新しい行のアイコンをクリックします。
ライブラリディレクトリのダイアログが表示されますので、新しい行のアイコンをクリックします。
「...」アイコンを押します。
テキストボックスが表示されますので、その右の「...」アイコンを押します。
参照を設定するフォルダを設定します。
「実行可能ファイルディレクトリ」「インクルードディレクトリ」「参照ディレクトリ」「ライブラリディレクトリ」に、
「FreeCADLibes_11.0_x64_VC12」と「Python」フォルダ(デフォルト設定でインストールした場合c直下にある)を指定します。
Pythonは、27系と34系どちらがいいのかわかりませんがどちらかを登録します。今回は、27系を登録しました。
「FreeCADLibes」が最初に参照されるように、順番を変えておきます。
ビルドタイプを選択します
Debugでビルドしました。緑の右向きの再生アイコンをクリックします。
ダイアログが表示されます。
ダイアログが表示されます。「はい」を選択します。