記事作成日 2015.01.07
最終更新日 2015.01.11
概要
Assembly機能など実行形式で配布されるパッケージでは利用できない機能があります。
それらの機能を使用するには自分でビルドする必要があります。ビルドに必要な環境の構築について説明します。
ツールをそろえる
Git
FreeCADソースファイルは、Gitと呼ばれる分散型バージョン管理システムで公開されています。
サーバ上のリモートリポジトリから、自分のパソコンに作成した、ローカルリポジトリに複製を作成する必要があります。
TretoiseGitを使いました。
リモートにあるリポジトリをローカルに複製します
あらかじめ、リモートリポジトリが存在する場合は、複製して、自分のコンピュータにローカルリポジトリを作成します。
ほとんどの場合、この作業から始めるとこになると思います。
リモートリポジトリの内容でローカルリポジトリを更新します。
リモートリポジトリの内容の更新をローカルリポジトリに反映します。
Gitに指定するURLです。
Assembly Basic Tutorial (外部サイト)
http://git.code.sf.net/p/free-cad/code
FreeCAD LibPack
Windows上でFreeCADを構築するために必要なすべてのライブラリーが提供されています。
FreeCAD プロジェクト日本語トップページ (外部サイト)
ここからダウンロードするのが楽だと思います。
ダウンロードしたファイルを解凍します。
ダウンロードしたファイルを解凍します。解凍は少し時間がかかります。
MicrosoftVisualStudio
V0.15_Dev 64bitでは、MicrosoftVisualStudio2013が使われています。そのため、2013が使えます。
インストールしただけでは、使えませんので、一度、起動しておく必要があります。
VisualStudioExpress(外部サイト)
Visual Studio Community 2013 (外部サイト)
クロス プラットフォーム開発等、数多く拡張機能を利用でき、Visual Studio Professional と同等機能が無償で使えます。
C#でiOSやAndroidディバイス向けのアプリを開発するする際は、要チェックです。
「Pro相当機能が無料!」と話題になった「Visual Studio Community」の光と“影” (外部サイト)
Python
Python (外部サイト)
cMake
マルチプラットフォームに対応したMakeです。
FreeCADをWindowsでビルドします
実際にビルドしてみます。