FreeCADで解く、3次元CAD利用技術者試験 サンプル問題 2014 問1 ⑤まで[FreeCAD:チュートリアル]

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このチュートリアルを始める前に

FreeCAD Version 0.14, Revision 3700を用いて、モデリングしました。

概要

3次元CAD利用技術者試験では、受験が可能な機能があるかどうかを確認するために、サイト上に、1級・準1級 サンプル問題が公開されています。 その問題をFreeCADで、解いてみることにしました。サンプル問題2014-問1です。

1回目では、立体を平面で切断する機能が存在しないので(v0.14)断念しましたが、形状自体は難しくないので、 切り取った形状を別の方法で作成して、そこからつづきをすることにします。 このような問題を解くとFreeCADの不足した機能が明確になるので意味があります。実際にモデリングして見ないと気がつかないものです。

問1 について

問題の指示に従いモデリングを行い、モデリングした形状の長さや面積、体積、重心を求めます。

3D-CADを使う状況では、想定しにくい出題形式です。2.5D系のCADでモデリングすると簡単ですが、3D-CADでは、めんどくさいです。スクリプト系のCADを想定しているのでしょうか。 ちなみにCGS系のAutoCAD(無印)では簡単です。

2回目

問1

ソリッドモデルAを無限平面Bで切断し、体積の小さい方のソリッドモデルを除去しなさい。これをソリッドモデルCとする。

スケッチします。

スケッチします。
切断されたの結果と同じ形状を作成します。
押し出します。
60mm 押し出して、同じ形状が作成できました

点T(30, 100, 0)と点U(30, 100, 100)を通る直線を作成しなさい。これを直線Dとする。

ソリッドモデルCと同織の形状を既存の形状も含めて6つ作成しなさい。 ただし、各形状,.直線Dを中心舗とする円周上に、等分の間隔で配置すること。

「円状パターンの形状を作成」では、設問の操作を実行することができません。

円状パターンの形状を作成
「円状パターンの形状を作成」では、今回使用したい軸を指定することができません。 また、重なった位置に配置することができないのでこの場合は使用することができません。

それぞれの形状の位置を確認します。

それぞれの立体の位置の確認
Draftワークベンチの配列で立体を回転複写する前に、立体の関係を確認します。

Draftワークベンチの配列を使用して回転複写を実行します。

パラメータを設定します。
ソリッドモデルCを選択して、配列を選択し、データタブのパラメータを変更します。 中心を指定するパラメータは、Axisが方向で、Centerが位置になります。

立体形状と位置を確認します。

立体形状と位置を確認します。

作成した5つのソリッドモデルをソリッドモデルCと結合しなさい。

配列で作成した形状は、ブーリアン演算で結合できません。

配列で作成した複数の形状は、FreeCAD上では、1つの形状として認識されているため、ブーリン演算で結合することができません(v0.14)。

終了です。

お疲れ様でした。終了です。また、新たな解決法を見つけたら再開します。

ここで使用するFreeCADについて

FreeCADのメインサイト(外部サイト)

ダウンロード先 SourceForge.JPの FreeCAD日本語トップページ (外部サイト)

V0.14の安定版が公開されました。

Version 0.14, Revision 3700, Date 2014/07/13

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