このチュートリアルを始める前に
概要
問題のダウンロード先
サンプル問題は、CAD利用技術者試験の公式サイトから、ダウンロードできます。
ダウンロードは、ここ。
サンプル問題は、毎年3月に更新されているようです。ここで使用しているものは、pdf作成日が、2014.3.13のものです。
結論
FreeCAD(Version 0.14, Revision 3700)の標準の状態では、3次元CAD利用技術者試験の受験に不適です。 使用するには、スクリプトなどで、かなり機能を追加する必要があります。
では、実際にモデリングしてみましょう。
問題の構成
設問は、1級が、18問、準1級が12問です。
問題は、5問あり、1級が、1、2、3、4、の全4問、準1級が、1,2,5の全3問を解くことになります。
回答は、モデリングデータを提出するのではなく、モデリングした形状の、距離、面積、重心、体積の値を選択肢から選び、マークシートに記入することで行います。
問1
問題の指示に従いモデリングを行い、モデリングした形状の長さや面積、体積、重心を求めます。
3D-CADを使う状況では、想定しにくい出題形式です。2.5D系のCADでモデリングすると簡単ですが、3D-CADでは、めんどくさいです。スクリプト系のCADを想定しているのでしょうか。
モデリング方法が見つからないので途中までしかモデリングできていません。新たなモデリングルートが見つかったら、つづきを行うかもしれません。
問1 1回目
この問題が解けない理由
- 3点で指定した平面で切断する機能が存在しない。(見つからない)
- 回転複写(PolarPattern) では、「FreeCAD Version 0.14, Revision 3700」 回転軸と重なっている形状は、エラーが出て作成できない。
問1 2回目(モデリングルートが見つからないので途中で終了)
確認できた問題
- 回転複写(PolarPattern) では、「FreeCAD Version 0.14, Revision 3700」 回転軸と重なっている形状は、エラーが出て作成できない。
- Draftワークベンチの配列を使用すれば、回転複写は可能です。しかし、その形状は、FreeCADでは、1つの形状として認識されているため、 ブーリアン演算で結合することはできません。
問2
モデリング
問3
問4
問5
ここで使用するFreeCADについて
FreeCADのメインサイト(外部サイト)
ダウンロード先 SourceForge.JPの FreeCAD日本語トップページ (外部サイト)
V0.14の安定版が公開されました。
Version 0.14, Revision 3700, Date 2014/07/13
新しくインストールする際は、こちらをインストールしましょう。
Windows版のインストールについては こちらのページを参考にしてください。