作成日 2015-07-17
最終更新日
概要
FreeCADで、C形止め輪を例に、Dxfデータを読み込んでモデリングする方法を紹介します。
Dxfファイルをダウンロードする。
操作確認に使用するDXFファイルをダウンロードします。
※dxfファイルは、複数のバージョンが存在しますが、読み込める場合は気にする必要がありません。
以前に使用した、C形止め輪のデータを使用することにしました。
CADデータ
CAD DATA STUDIOのデータを使わせてもらいました。
DXFデータをあらかじめダウンロードしておきます。
技術情報
2D-CADで、あらかじめ、不要な形状と、位置を中心が原点になるように修正しておきます。
使用したバージョン
操作
新規作成します。
Draftワークベンチに移動して、 「編集(Edit)」→「設定(Preferences)」を選択します。左側の「インポート/エクスポート」設定を選択し、上部のDXFダブを選択します。 「スケッチ」と「ジオメトリを結合」にチェックを入れます。「OK」を押して確定します。
読み込みます。
コンボビューのモデルタブから、スケッチ以外の形状を非表示にします。
PartDesignワークベンチ、あるいは、Sketcherワークベンチに移動します。
「Sketch」をダブルクリックして、スケッチャーに入ります。拘束が入っていないので、このままでは使用できません。拘束を追加します。
スケッチの形状が崩れないように拘束を追加します。目安として、次の順番を意識するといいかと思います。
線と線の接続部分に一致拘束を追加する。
垂直、水平線に、垂直、水平拘束を追加する。
対称拘束を追加する。
半径、寸法拘束を指定する。
接線拘束を指定する。
寸法を指定しました。何故か値に端数がたくさんあります。
PartDesignワークベンチに移動して、1押し出します。