同じ形状を「FreeCAD_0.17_11740」でもモデリングしました。
FreeCADのバージョンの更新により不具合が解消されており、それにより、モデリングルートが変化しています。
使用したFreeCADのバージョン
概要
簡単な形状をモデリングします。
最新機械製図 林洋次 p029
FreeCADのモデリングは、簡単な形状でも難しいことがあります。 ミラーツールで形状を複写しようとして、期待した動作をしなかったので、クローンツールで対応しています。
モデリング操作
新しいドキュメントを新規作成します
ダッシュボードをPart Designに変更します。
スケッチを作成します。
スケッチ平面を指定します。FreeCADでは、xz平面が正面になります。
スケッチを描き、確定します。
面に対して対象にチェックを入れ、長さ68を指定しOKをクリックします。
このような形状になります
面を選択して、スケッチします。
スケッチを作成します。立体の形状をスケッチで参照するには、外部図形の参照を使います。
このような形状になります
平面を選択し、スケッチします。
スケッチを作成し、確定します。立体の形状を参照するときは、外部図形の参照を使用します。
ポケットで、貫通で押し出します。このあと、ミラーで複写して、形状を完成させます。 モデルデータ
希望の形状にならなった際に、元に戻すとき、モデルツリー内で、ミラーを削除するとフリーズすることがあるので、ミラーで複写する前に、保存します。 元に戻す際は、Undoを使用することをお勧めします。
モデル全体を選択します。形状を構成する要素全てを選択する必要があります。
対象面に垂直スケッチ軸を選択します
Undoで操作を戻し、フューチャーの選択を変えて実行します。Pocket001を選択します。これは、角丸矩形の穴を開けたフューチャーです。
再度、Undoで操作を戻します。モデルツリーから、ミラーフューチャーを削除するとフリーズすることがあるので注意してください。 表示が消えているので、モデルツリーから、Pocket001で右クリックして、表示切り替えを選択し、表示させます。
確定して、作成された、Mirroredの形状だけを確認してみます。
Undoで、元の戻します。ワークベンチをDraftに変更します。
形状を選択し、
データタブを選択して、パラメータを変更します。
完成しました。