このチュートリアルを始める前に
FreeCAD Version 0.14, Revision 3700を用いて、モデリングしました。
モデリング対象
概要
FreeCADでモデリングします。
スケッチします。
ランドの穴を開けます。長さの実測は、特殊な測定器がないと無理なので、計算で算出します。
φ1の穴が、2.54mmピッチで並んでいます。基板の穴の数を数え中心に配置されるように配置します。
ポケットで穴を開けます
ポケットで貫通穴を開けます。
マルチパターン複写でφ1の穴を配列複写します。
マルチパターン複写ツールを選択します。
直線状パターンを追加します。
右クリックで直線状パターンを追加します。
パラメーターを設定します
直線状パターンのパラメーター設定は、わかりにくいので注意が必要です。
長さ:
初めと最後に配置される形状の基準点間の長さです。今回は、穴を配置するので、中心間の長さです。開始位置:
キャプションが間違っています(v0.14)。実際には、配置した後の全体のフューチャーの数です。今回は配列後の穴の数の合計です。まずは、2つ配置して、方向を確認します。
2つのフューチャーを配置して方向を確認します。
軸の選択、方向を変更して、意図する方向に配置されているかを確認します。
目的の数だけ配置します。
穴を18個配置します。
長さ:
(18-1)×2.54=43.18開始位置:
キャプションが間違っています(v0.14)。実際には、配置した後の全体のフューチャーの数です。18形状が意図した通りならOKを押して確定します。
2つ目の配置変換を追加します。
続いて、配置変換を再び右クリックして、コンテキストメニューを表示させ直線状パターンを選択します。
2つのフューチャーで、配置方向を確認します。
先程と同じように、コピー数を2にして配置方向を確認します。
コピーが増えるに従い、動作が緩慢になるので、ビューの更新チェックボックスのチェックを外して、数値を入力します。 そして、ビューの更新チェックボックスのチェックを入れてビューを確認します。 そうすることで、数値の入力の途中で再描画操作が発生することをふせぎます。ビューで配置方向を確認します。
方向が確認できたので、穴を24個配置します。
パラメーターを修正します
修正の際は、ビューの更新のチェックを外してから、値を修正して、再びビューの更新のチェックを入れます。
長さ:
(24-1)×2.54=58.42開始位置:
キャプションが間違っています(v0.14)。24計算を間違うと、制御がしばらく返ってこないので、気長に待ちます。
ビューで形状を確認します
形状が意図した通りならOKを押して確定します。
スケッチします。
残りの穴を開けていきます。スケッチし、ポケットで、貫通穴を開けます。
マルチ変換で配列状に並べます。
まず、直線状パターンを追加します。
パラメータを入力します。
まずは、複写の数を2つにして、配列する方向を意図する方向に変更します。
すでに、動作は十分遅くなっていますので、ビューを更新のチェックボックスは外して、値を入力した後に、再びチェックを入れて、期待通りに配置されているか確認しましょう。
直線状パターンを追加します。
続いて、再び右クリックして、コンテキストメニューを表示させ直線状パターンを選択します。
コピー数を2にして配置方向を確認します。
先程と同じように、コピー数を2にして配置方向を確認します。
ビューを確認します
パラメータを変更し、配置された方向が意図したとおりになったことを確認します。
パラメータを変更します。
方向が確認できたので、穴を14個配置します。
長さ:
(14-1)×2.54=33.02開始位置:
キャプションが間違っています(v0.14)。14 入力後、ビューを更新すると、しばらく制御か返ってこないので気長に待ちます。 修正の際は、ビューの更新のチェックを外してから、値を修正して、再びビューの更新のチェックを入れます。ビューを確認します。
意図通りに配置されているか確認します。
線形複写の対象となる形状を選択し、ツールを起動します。
この[スケッチ](Sketch)をポケットで、貫通穴を開けます。
直線状パターンツールを起動します。
直線状パターンツールを起動します。まずは、2つ配置して、方向を確認します。
方向の軸を変更したり、逆方向のチェックボックスのチェックを入れたり、外したりして、意図する方向に配置されるようにします。
多くの形状を複写配列すると、動作は遅くなります。 ビューを更新のチェックボックスは外して、値を入力した後に、再びチェックを入れて、期待通りに配置されているか確認しましょう。
多くの形状を複写配列すると、動作は遅くなります。 ビューを更新のチェックボックスは外して、値を入力した後に、再びチェックを入れて、期待通りに配置されているか確認しましょう。
パラメーターの表記がわかりにくいので注意が必要です。
長さ:
初めと最後に配置される形状の基準点間の長さです。今回は、穴を配置するので、中心間の長さです。開始位置:
キャプションが間違っています(v0.14)。配置した後の全体のフューチャーの数です。今回は配列後の穴の数の合計です。ビューで複写配列される方向を確認します。
方向が確認できたので、形状(穴)を目的の数(14個)配置します。
パラメーターに実際に配置される条件を入力します。
長さ:
(14-1)×2.54=33.02開始位置:
キャプションが間違っています(v0.14)。実際には、コピーされた後のフューチャーの合計数です。14入力すると制御がしばらく返ってこないので気長に待ちます。修正の際は、ビューの更新のチェックを外してから、値を修正して、再びビューの更新のチェックを入れます。
穴が直線状に配置されました。
スケッチします。
スケッチし、ポケットで、貫通穴を開けます。
直線状パターンツールを起動しします。
直線状パターンツールを起動しします。先程と同じように、コピー数を2にして配置方向を確認します。
方向が確認できたので、穴を14個配置します。
長さ:
(5-1)×2.54=10.16開始位置:
キャプションが間違っています(v0.14)。実際には、コピーされた後のフューチャーの合計数です。5ビューを更新すると、しばらく制御が返ってこないので気長に待ちます。修正の際は、ビューの更新のチェックを外してから、値を修正して、再びビューの更新のチェックを入れます。
穴を開け終わりました
穴がすべて開け終わりました。ビューを確認します。
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ここで使用するFreeCADについて
Version 0.14, Revision 3700, Date 2014/07/13
新しくインストールする際は、最新版をインストールしましょう。
CAD利用技術者試験
サンプル問題2014