FreeCADのためのVC++参照設定の設定方法

cMakeで、一度「FreeCAD Libs」の参照パスを指定しているのに、再度、Visual Studioで指定する必要があるのかは不思議です。 しかし、パスが通っていないと、dllをFreeCADが見つけられないので、エラーが発生して起動できません。 FreeCADをWindowsで実際にビルドしてみると、 Visual Studioへ「FreeCAD Libs」の参照をどう設定すればいいのかよくわからないことに気がつきました。 そこでこのページでは、FreeCADをビルドする際のVisual Studio　VC++への参照設定について調べてみました。

FreeCADをWindowsでビルドするためには、「FreeCAD Libs」にパスを通しておく必要があります。 そのためには、おおきく分けて２つの方法があります。 選択可能な手段として、「FreeCAD Libs」をパス参照される位置に配置する方法と新たにパスを指定する方法です。 プロジェクトとしての方向は明示されていないので、開発者それぞれによって選択が異なります。

Visual Studio　VC++では、メニューから参照パスを指定できないので、こちらの方法を選択している場合が多いようです。 まめに、更新を反映させる場合、複数のバージョンをパソコン内に共存させる場合、めんどくさいという問題があります。

ビルドで生成されたbinディレクトリ内に入れる。

プロジェクトディレクトリに入れておく

Visual Studio 2010 C++ の “VC++ ディレクトリ” 設定はどこへ？ (外部サイト)

ライブラリの使用方法、VisualStudioの設定方法 (外部サイト)

Visual C++ 2010 ExpressでVC++ディレクトリを設定する方法 (外部サイト)

VisualStudioのexpress版を使うときはヘッダやライブラリへのパスを設定しよう(64bitOSのみ？)Add Star (外部サイト)

結論

操作方法

Visual Studioのプロジェクト内でのパスの設定方法

参照設定をします

プロパティを選択

ダイアログが表示されます

[編集]をクリックします。

新しい行のアイコンをクリックします。

「...」アイコンを押します。

「FreeCAD Libs」のディレクトリを選択します

OKを押します

OKを押します